エクセレントホームでは2013年の創業以来200名を超えるお客さまの家づくりに携わらせていただいてきました。完成したお家の佇まいからは、施主さまの家づくりへの想いが浮かび上がってきます。

今回は個性的な外観が印象的な伊勢市Sさま邸をご紹介します。

「シンプルで、なおかつインパクトのある外観デザインのお家」というSさまのご要望を受けてご提案したのは、白地のシンプルな外壁にアール状の曲線が描かれた外観デザイン。

「今まで見たことのなかったデザインに、こうした発想が出てくるのかと驚きました」とSさま。個性的でありながらシンプルさの強調されたデザインに、ひと目で気に入られたと言います。

こちらの土地は接している道路に1メートルほどの高低差があったり、自然の景観を維持するために「風致地区」に指定されていて、道路から2メートルの壁面後退が必要になるなど、条件にかなり大きな制約のある土地でした。

そこでコンクリートの擁壁を基礎と一体化し、外観とも調和した風合いで設置。実用性とデザイン性の調和をはかっています。

曲線デザインによって生まれた玄関前のアプローチ。玄関ドアにはSさまのご要望に応じて木のぬくもりを配しています。この木の質感のアクセントが、室内空間のデザインへと繋がっていきますが、そのお話はまた次回に。