【リノベーション事例紹介-2】元の家から残った柱も造作家具で絶妙な納まりに
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2024.09.26
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【リノベーション事例紹介-1】大空間のリビングのある暮らしを実現した桑名市のお家
はこちらから
(http://www.excellent-home.co.jp/blog/p8083/)
こんにちは、松阪・四日市を中心に津、伊勢、鈴鹿、桑名など三重県内全域で注文住宅を手がけているエクセレントホームです。
築30年近くのお家を大胆にリノベーションして、大空間のリビングを実現した桑名市のKさま邸。キッチンやリビング・ダイニングがあった場所も大幅に間取りを変更しました。
「家事動線がスムーズになるような間取りにしたいと思っていました」と奥さま
室内干しのできるランドリールームからウォークインクローゼットを通り抜けてリビングへと繋がる動線を設計。洗って、干して、たたんで、しまってをスムーズに行うことができます。
2階の2部屋の洋室は、壁を取り払って続き間に。広々とした空間を自由に行き来することができます。
リノベーションを行う際には元のお家で使われていた柱をそのまま残しておかなければならない箇所も出てきます。キッチンは元々和室だった場所ですが、押入れのあったキッチン背面のカップボードスペースに柱が1本残ることになりました。
柱の右と左に既製品のカップボードを入れようと思うと、どうしても隙間ができてしまうことに。リノベーションを担当した西田は各メーカーに問い合わせしたものの、柱の左右にぴったりサイズのカップボードを入れることは難しかったことから、造作家具をご提案しました。
職人の技術が発揮された造作家具のカップボードが、柱の存在に妨げられることなくぴったりと納まっています。
「最初は造作家具と聞いてもどのような形になるのか具体的に想像できなかったんですが、出来上がってみたらこんなに綺麗に仕上げてもらって、使い勝手も良くて気に入っています」と、奥さまにご満足いただいています。
冬場は寒さの厳しくなる北勢エリアの気候を踏まえて、窓には樹脂製の内窓「インプラス」を採用しました。既存の外窓との間に空気の層を作ることで、室内の暖かい空気の流失をブロック。 外気温の影響を受けにくく快適な室内環境を実現してくれます。
大空間のリビングでは、天井から取り付けたシャープな縦ラインのバーチカルブラインドが、室内空間にいっそうの広がりをもたらしているのもポイントです。窓の高さ自体は元のお家のままですが、天井付けにしたことで、天井自体を高く見せる効果が得られています。
さまざまな設計アイデアを施してリノベーションされた桑名市のKさま邸。次回は施主さまのお声をお届けします。