【 同時進行ドキュメント「Road to My Home」津市・Yさま邸 第4回──内装打ち合わせ編】
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2022.11.15
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【 同時進行ドキュメント「Road to My Home」津市・Yさま邸 第3回──ショールームご案内編】はこちらから
ショールームを訪ねてキッチンや浴室、トイレ、洗面台などの設備を見て回った翌日、久木崎はYさまご夫婦と外観と内装の打ち合わせを行いました。
外観はブルーを基調に仕上げることに決定しています。ポイントになるのは窓枠の色。
久木崎はチュラルシルバーの窓枠を提案。外壁のガルバリウムのブルーにピッタリとマッチする色合いとなります。Yさまにも「この色がいいですね」と気に入っていただきました。
LDKの床はバーチ(カバザクラ)の無垢材を使用。LDK以外の場所の床もバーチの淡い色彩の木目に合わせてサンプルをご覧いただきながら決めていきました。こうして徐々にお家の雰囲気の全体像が固まっていきます。
LDKの入り口のドアにはハイドアを採用。ダイナミックな吹き抜けのLDK、天井まで届くハイドアが広がりのある空間をいっそう際立たせてくれます。
この日は床とドアの打ち合わせまでで終了。次回は壁の色などを決めていくことになります。初めて一人で担当するコーディネートの打ち合わせをスムーズに進めることができた久木崎ですが、終わってからの感想は「細かな点まで正確にお客さまにご説明することの難しさを知りました」とのこと。
たとえば、壁の角にあたる部分について説明するときに、「出隅(でずみ)」「入隅(いりずみ)」といった建築用語が使われるのですが、聞き慣れない言葉をそのまま使ってはお客さまにスムーズに伝わらないことも。
「専門的な知識をかみ砕いて伝えられるように、もっと勉強していかなければと思いました」と久木崎。一つひとつ知識を深めながらコーディネーターとして成長していきたいと思いを新たにしています。