【 同時進行ドキュメント「Road to My Home」──エクセレントホーム・中川昌宣の「家づくり奮闘記」第11回 】
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2021.10.26
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前回の記事はこちらから。
https://www.excellent-home.co.jp/blog/p3932/
外壁や床材、サッシや建具などの見積もり額が当初の予算をオーバーしてしまった中川。優先順位を見直して何とか予算内に収めることができましたが、その中でも特にこだわったのが床材でした。
中川が惚れ込んで選んだのは「ウォールナット」の床材。北米を代表する広葉樹で、「チーク」や「マホガニー」と並んで世界三大銘木に称せられる樹種です。高級家具や楽器にも使われているので、そこから名前を耳にする機会も少なくありません。
ただ、無垢のウォールナット材では費用が高額になってしまうため、芯材に貼り付けた「突板(つきいた)」タイプを使用することに。予算を抑えながらウォールナットのデザイン性の魅力を取り入れることにしました。
工夫を凝らしたのは床材の貼り方。設計の桐谷のアドバイスを受けて、部屋の床面に対して直角ではなく、斜めに貼るデザインに。個性的な空間となる予定です。
もうひとつ、テレビ背面の壁面も印象的なデザインを採用。テレビの背後は吹き抜けになっており、壁面の壁を3メートルの高さに。ストーンウォールの風合いの個性的な壁面になっています。
「今まで取り入れたことのないアイデアを採用して、デザイン性を高めてみました。完成見学会のお客さまにご覧いただいたときに、ご参考にしてもらえればと思っています」と中川。
中川の個性が発揮されたデザイン性の高い空間、完成が楽しみです。