【 同時進行ドキュメント「Road to My Home」──エクセレントホーム・中川昌宣の「家づくり奮闘記」第6回 激闘!設計プランづくり編-3】
-
- DATE
2021.08.05
-
- CATEGORY
入社2年目の中川昌宣(34歳)のマイホーム完成までの道のりを同時進行形式でお届けする「家づくり奮闘記」。設計プランづくりのお話はまだまだ続きます。
前回の記事はこちらから。
自ら考えた設計プランに“ダメ出し”を受けて、再度プランを練り直すこととなった中川。
指摘を受けたポイントは主に、
・横幅7メートルで奥行きの狭いファミリークローゼットの使い勝手の悪さ
・必要以上に広く取りすぎている収納スペース
この2点でした。
再度練り直した設計プランでは、横長だったファミリークローゼットは正方形に近いスペースに変更。2階の無駄に広かった収納スペースも整理されました。
ここで、設計士の桐谷が登場。実はここまでの過程では桐谷はあえて意見を言わず、中川がどのようなプランを作ってくるかを見守っていたと言います。
練り直した設計プランを見て、桐谷が発した言葉は。
「最初のコンセプトとして、どのような暮らしをおくりたいと思っていたのか、何を大事にしたいのか、もう一度思い返してみた方がいい」という一言。
元々中川は、土地の広さを生かしてLDKと目の前に広がる庭の一体感のある暮らしを思い描いていました。それなのに、この設計プランではリビングの中で庭に面しているスペースがそれほど広く取られていなかったのです。これではせっかくの庭の広さが活用し切れていないことに。
「間取りをどう上手く収めるかを考えている内に、最初のコンセプトからいつの間にか離れてしまっていたんだと気づきました」と中川。
キッチンの位置についても、桐谷から指摘を受けました。
「庭でバーベキューをしたいということでしたが、それにしてはキッチンが庭から遠すぎる。食材や食器を運んだりするときに動線が長いのは不便だと」
広い庭と一体化したリビングのある暮らし。最初のコンセプトに立ち返った中川は、桐谷に相談しながら、再びプランを練り直すことになりました。