クルマ好きのご主人にとっては、お家を建てる際にどのようなガレージを実現するかが、家づくりの重要ポイントとなるケースもあります。

今回ご紹介する亀山市のMさま邸。敷地のゾーニングの中で、ガレージのボリュームが占める割合が高い設計プランとなっています。

といっても、単なる独立したガレージではありません。

ガレージからお家へ入るときのアクセス、ガレージから裏手に広がる中庭への繋がりを重視。ガレージを起点に、暮らしの利便性やご家族の楽しみが広がるお家となっているのです。

ガレージ裏手の中庭はご家族のプライベートな時間を楽しむ場所。通りからは完全に隔たれたスペースとなっていますので、プライバシーを確保された空間で過ごすことができます。ガレージの奥には中庭側の出入り口があり、自由に行き来できます。

ガレージからお家へは一体となった壁面で繋がれていますので、雨の日でもスムーズに玄関ホールに出入りできる設計。小さなお子さまとご一緒に帰宅されたり、荷物の多いときも安心です。

室内に目を向けると、LDKでダイニングの上方を吹き抜けにして、広がりの感じられる空間に。

現在2人のお子さまと暮らしているMさま。将来、3人目のお子さんのお部屋が必要になったときには、梁を通してある箇所に子ども部屋を新たに作ることも可能です。

クルマ好きのご主人がガレージで愛車のお手入れに精を出す。その周りで興味津々に眺めるお子さまたちの姿が浮かんできますね。