【「6層スキップフロア」で住まい空間の可能性を広げる_桑名市Tさま邸 施工事例】
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2020.07.07
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お客さまの想いをカタチにするエクセレントホームの家づくり。今回ご紹介するのは2階建ての二世帯住宅に「6層のスキップフロア」を配した桑名市のお家です。
設計にあたったのは、北勢エリアを担当する副社長の栗原。
「空間の高低差を活用した暮らしを取り入れたいというお客さまのご要望にお応えしました」と言います。
個性的なお家づくりを望まれたTさまご夫妻。高低差を活かしつつ、2階建ての建築基準を満たせるように栗原が提案したのが、6層のスキップフロアでした。
2階建てのお家は二世帯住宅となっており、1階はご両親、2階はご夫婦とお子さまの生活スペースとなっています。
1層目は、玄関を入った1階フロアから一段低く床を下げた「ピットリビング」。段差に腰かけてくつろぐこともでき、家族が集まるリビングスペースを演出する注目の設計アイデアです。
2層目となる1階フロアから2階フロアまでは、16段と通常よりも3段ほど長い階段を配してあります。そして、その間の空間に段差をつけてリビングと和室を配置。段差のあるリビングは立体感が生まれ、空間に広がりを与えてくれる効果があります。
リビングから40cmほど段差をつけた和室には縁なしの畳を敷き詰め、京都の町家をイメージさせる場所に。茶室のような趣きも感じられます。
さらに、2階フロアから上方にも段差をつけて、子ども部屋とロフトを設計。天井高140cmのロフトは手すり越しにリビングを眺めることのできる場所。ご主人の書斎にもお子さまの遊び場にも活用できるスペースです。
アーティスティックな感性をお持ちのTさまご夫妻の嗜好に合わせて、壁にはクロスではなく、素材感を露わにしたラバー合板を随所に使用。木の風合いに包まれた空間となっています。
「お客さまの豊かな感性をカタチにできるように、何度も綿密な打ち合わせを重ね、プランをご提案させていただきました」と栗原。
住まいの空間づくりの可能性を追求したお家で、Tさまご家族の創造力豊かな暮らしが営まれています。